EGF・FGFってなんだろう

EGF・FGFってなんだろう

EGFという名前を聞いたことがありますか?
最近、この名前が美容界で話題になっています。

このサイトでは、今注目の成分、EGF、FGFについて分かり易く解説します。

【EGFとは?】

受容体がEGFを受け取ると
細胞の成長や増殖を促す命令が出される。


『表皮細胞増殖因子』 EGF - human epidermal growth factor -

EGFとはアメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見された『表皮細胞増殖因子』のこと。
人間が本来持っているたんぱく質で正式には『human epidermal growth factor』と言います。
この英語名の頭文字を取ってhEGF、略してEGFと呼ばれています。

表皮細胞のDNA合成と細胞分裂をさせるシグナル因子(司令塔)EGF

EGFは53個のタンパク質からできているアミノ酸の一種です。
表皮細胞のDNA合成と細胞分裂をさせる“シグナル因子(司令塔)”の役目をします。
この発見によりスタンレー・コーエン博士は
1986年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

【FGFとは?】

受容体がEGFを受け取ると
細胞の成長や増殖を促す命令が出される。

『線維芽細胞増殖因子』 FGF

『線維芽細胞増殖因子』のことで、EGFと同じく人間の体内にあるgrowth factor(成長因子)です。表皮にはたらきかけるEGFに対して、FGFは真皮にある線維芽細胞というコラーゲンを作り出す細胞にはたらきかけ、成長と増殖を促します。

年齢を重ねると肌のキメが粗くなったりシワができたり、ハリがなくなったりするのはFGFが少なくなっていくためです。FGFが指令を出して、線維芽細胞が活発に働くとコラーゲンを真皮に保持し、弾力と透明感ある潤ったお肌になります。

次の章ではEGF・FGFについて、さらに詳しくお話しします。
では、EGFの秘密を探るツアーに出発しましょう。

 

どうやってFGFは真皮に届くのでしょう。

本来、角質層より以下の細胞層へ成分が届くことはありません。
しかし、皮膚表面の細胞には、FGFを受け止める受容体が存在するため、FGFと受容体が結びつくことができ、真皮内の線維芽細胞に対して、コラーゲン生成、エラスチン生成、ヒアルロン酸生成を強力に促進させる指令を送ることができるのです。その結果、新しい細胞の生産を促進します。
FGFは、線維芽細胞をはじめとするさまざまな細胞に対して増殖活性や分化誘導など多彩な作用を示す多機能性細胞間シグナル因子なのです。

 

EGFの歴史